安土城S。現役屈指の1400メートル巧者であるプールヴィルを狙わずにはいられない。通算13戦で芝千四とマイルにしか出走がない馬。その成績は1400メートル【3400】に対し、1600メートル【0006】。たかが200メートル、されど200メートル。たった1Fでこれほど明確に成績が分かれてしまうのも珍しい。しかも新潟、東京、中京、京都、阪神とJRAで芝7Fの設定がある全5場を網羅してのパーフェクト連対。回りも坂も関係ない。走る条件は千四、ただそれだけだ。4度の2着のうち3度がリステッドで頭、鼻、首差。重賞の京都牝馬Sだけ1馬身1/4離されたが、勝ち馬サウンドキアラはその後に阪神牝馬Sを連勝し、ヴィクトリアマイルでアーモンドアイの2着。相手が強すぎた。前走の阪神牝馬Sはマイル戦。0秒5差7着は、この馬にしては頑張ったというべき。7Fのリステッドなら連は外さない。（17）から。