【浜田・東京本社ワンモアトライ】5日阪神11R クリノガウディーが20年ぶりの快挙達成へ

2020年7月5日 08:00

 CBC賞。クリノガウディーは18年10月のデビュー戦V以降、白星から遠ざかっている。1勝馬がハンデ重賞でトップハンデ58キロを背負わされるのは、かなりのレアケースだろう。前走のG1高松宮記念の1位入線→4着降着が、ハンデ上は実質的な“勝利”とカウントされた結果で仕方ない。本来は先着したはずのグランアレグリアが、安田記念でアーモンドアイを破る大金星。ダイアトニックも函館スプリントSを楽勝した。降着とはなったが、胸を張っていい内容だ。距離はいろいろ試したが、前走を見る限り折り合いに苦労しない千二がベストの印象。1勝馬でも、やはりこのメンバーなら実力上位だ。

 ちなみに、重賞未勝利馬が芝のハンデ重賞で58キロ以上を背負って勝てば、00年目黒記念のステイゴールド以来20年ぶり。ステイは当時、3勝+G1で2着4回、3着2回の実績があった。1勝馬ガウディーの走りやいかに。(7)から。

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