ゴライアス 乗りやすい馬

2020年7月10日 16:34

◎丸山元気騎手のコメント

今週は土曜福島、日曜函館で合わせて13鞍に騎乗します。

ココロノトウダイ(土曜10R)は中間乗っていないので状態はわかりませんが、体ができていれば古馬相手の2勝クラスでも勝ち負けになるはず。福島で勝っていますし、秋に向けても賞金を加算しておきたいですね。

リンカーンテソーロ(日曜1R)はまだこれからの馬ですけど、一度使って具合は良くなっていますね。ダートはやってみないとわかりませんが、いい面を見せてほしいですね。

サンネイプルズ(日曜5R)は特に悪いところがあるわけではありませんが、ワンペースですね。現時点でどこまでやれるか…。

ゴライアス(日曜11R)は1700メートルは少し長いかもしれませんが、乗りやすい馬ですし、うまく脚を溜めて終いを生かしたいですね。

今週も応援をよろしくお願いします。

◎山崎の見解
土曜日
2Rペルセウスシチー ☆☆☆
洋芝が合わなかったのか近2走の函館では6、5着に終わったが、過去に2着があるなど今の未勝利なら力量上位の存在。福島で変わる可能性も。前走は荒れた馬場が応えたパイネ、好仕上がりのアニマフレスカとゴルトベルクが強敵か。

4Rオルフェチョウサン ☆
ここまで3戦しているが、離された5着が最高着順。初芝でどこまで変わるかだが…。福島替わりは好材料のダンスグルーヴィ、2戦連続で2着のエクセレントラン、好仕上がりのベリンダアンが上位候補か。

10Rココロノトウダイ ☆☆☆☆
骨折明けになるが、入念に乗り込まれて好仕上がり。春の重賞ではもう一歩だったが、初めての古馬相手でも2勝クラスのメンバーなら能力は上位。堅実なスマイル、器用さがあるデジマノハナ、小回り巧者のブレーヴユニコーンが強敵か。

11Rバーニングペスカ ☆☆
2走前に丸山騎手が騎乗しタイム差なしの2着と好走。前走も勝ち馬とは僅か0.4秒差で、展開ひとつで上位食い込みがあっても。距離短縮でもう一押しを狙うブレイブメジャー、1200メートルは2戦2勝のキルロード、好仕上がりのムスコローソが上位候補か。


日曜日
1Rリンカーンテソーロ ☆☆☆
前走はやや急仕上げ気味で直線伸びを欠き8着。叩いた上積みは十分で、外国産馬なら血統的にダート替りも魅力。上位争いも可能。前走は4角で包まれスムーズさを欠いたジョディ-ズマロン、前走の末脚が目立っていたサブロンカズマ、血統からダート替り歓迎のキンバが強敵か。

2Rホシムスメ ☆
ここまで7戦しているが、6着が最高着順。恵まれないと上位は…。前走の末脚が目立っていたエスペルトとヌンカプト、渋太さがあるアイルビーメジャーが上位候補か。

4Rアントルドゥメール ☆
ここまで2戦しているが、ともに勝ち馬とは2秒以上の差。初めての芝でどこまで変わるかだが…。距離短縮でもう一押しを狙うエアリーフローラ、堅実なカウイダンス、前走上々の粘りを見せたオークレイコートが上位候補か。

5Rサンネイプルズ ☆
入念に乗り込まれ初戦としては上々の仕上がり。切れる脚が使えるかどうかは微妙なところだが、前々で渋太さを生かしどこまで善戦できるかどうか…。好馬体のロジモーリス、柔らかいフットワークでスピード感十分のギャラントウォリア、一追い毎に体が引き締まってきたソダシが上位候補か。

6Rスタインウェイ ☆
函館での2戦が物足りない内容で8、12着。久し振りの芝でキッカケを掴めればいいが…。2戦連続で2着のマッチレスノヴェル、前走の末脚が目立っていたランドアーティスト、適距離に戻るアンストッパブルが上位候補か。

7Rキョウエイゴー ☆
未勝利勝ち後の成績が一息。ダート中距離に戻って少しでも前進があればいいが…。前走は早め先頭から上々の粘りを見せたサウンドテーブル、昇級でも相手なりに走れそうなタガノペルマネンテ、距離短縮で巻き返しを狙うダルムシュタットが上位候補か。

10Rウォルフズハウル ☆☆☆
前走は初めての2600メートルで、後続に5馬身差をつけ楽勝。長距離適性は高く、昇級でも上位争い可能。小回りは合うウインレーヴドール、好仕上がりで洋芝も合うサトノゴールド、洋芝巧者のトロピカルストームが強敵か。

11Rゴライアス ☆☆
前走は疲れが残り本調子になかったのか10着に終わったが、元々は使い込むより休み明けの方がいいタイプ。脚抜きのいいダートも好材料で、展開ひとつで上位食い込みがあっても。函館は5戦4勝と相性抜群のリアンヴェリテ、前走の末脚が目立っていたロードアクシス、連勝中で勢いがあるケイアイパープルが上位候補か。

12Rダノンハイパワー ☆☆
過去に現級勝ちがあり、芝実績も十分。速い時計勝負では分が悪いが、雨でパワーの要る馬場になれば出番があっても。太目残りの前走を叩き上積み十分のアドマイヤデルタ、前走はゲート内で突進し力を出せなかったデルマカトリーナ、前走は行き場がなく脚を余したプレトリアが上位候補か。

<山崎啓介>
1982年生まれの北海道出身。2007年に専門紙「一馬(現・優馬)」に入社。美浦の想定班で、若手の調教師、騎手との繋がりが深い。現在も「優馬」のホープとなるべく、日々勉強中。

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