【英G1・ナッソーS】ディアドラ激突する“3強”

2020年7月30日 05:30

 ディアドラ(牝6)が連覇を懸けて挑むG1ナッソーS(芝9F197ヤード)が、日本時間の30日23時15分に発走の時を迎える。
 5馬身差で制した前走G1サンタラリ賞(芝2000メートル)を含めてここまで4戦無敗で来ている仏国調教馬タウキール(牝3)が出走を回避し、7頭立てとなった。

 ディアドラにとっての強敵は、前走G1ファルマスS(芝8F)を含めて昨年6月から6連勝中のナジーフ(牝4)、前走G1仏オークス(芝2100メートル)を制した愛国産ディープインパクト産駒のファンシーブルー(牝3)、G1マッキノンS(芝2000メートル)を含む重賞3勝馬マジックワンド(牝5)の3頭で、ブックメーカーの前売りを見ると、この3頭にディアドラを含めた4頭が差のないオッズで上位人気を形成している。

 グッドウッド競馬場がある一帯は、先週土曜日の午後から夜半にかけてまとまった雨があった後、月曜日にもお湿り程度の雨があったが、馬場状態は昨年同様の「Good=良」となる見込みだ。

 レースの模様はグリーンチャンネルで生中継される予定で、日本の競馬ファンにはディアドラへの熱い声援をお願いしたい。(競馬評論家)

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