【浜田・東京本社ワンモアトライ】2日新潟11R 得意の越後路でウインガナドルが粘り込む

2020年8月2日 08:00

 関越S。8年ぶりに復活した夏の新潟の名物レースだが「芝1800メートル」と聞いて違和感を覚えたファンも少なくないのでは。そう、かつてはダート1800メートルで行われていた。記者も懐かしいと思いつつ、芝馬ばかりの登録馬を見て、初めて条件変更に気づいた次第。昭和どころか平成も遠くなりにけり…である。

 狙いはウインガナドル。理想の単騎逃げが望める組み合わせだ。新潟外回りは逃げ馬に不利に映るが、この馬はなぜか得意。昨夏、弥彦特別を逃げ切っており、17年にはG3新潟記念で小差4着に粘っている。鞍上の松若は逃げ馬と相性抜群。JRA通算331勝のうち、3割弱の95勝が逃げ切りV。初コンビだがガナドルの持ち味を存分に引き出してくれそうだ。

 ステイゴールド×メジロマックイーンの配合はオルフェーブル、ゴールドシップに代表されるように、強さと危うさが同居する。ガナドルはハナさえ奪えば強い。(14)から。

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