ケンシンコウ 普段は落ち着きあって問題ない

2020年8月7日 22:00

◎丸山元気騎手のコメント

今週は土日合わせて9鞍に騎乗します。

ラカン(日曜5R)は最終追い切りで乗りましたが、何度も手前を替えていましたし、まだこれからですね。現状でどこまでやれるかですけど、次に繋がる競馬ができれば。

ケンシンコウ(日曜11R)はレースにいくとテンションが上がるところがありますが、普段は落ち着きがあって問題ないですし、動きも良いです。新潟のダート1800メートルに替わっても大丈夫だと思いますし、いい結果を残せるように頑張りたいと思います。

チュウワジョーダン(日曜12R)は中間乗っていないので状態はわかりませんが、馬はいいので、去勢効果で気性が良くなっていれば1勝クラスでもやれると思います。

今週も応援をよろしくお願いします。

◎山崎の見解
土曜日
10Rメイショウハナモリ ☆
 2勝クラスでは3戦して7着が最高着順。久々の1200メートルと立て直した効果でメドが立てばいいが…。安定しているスズカカナロア、前走の末脚が目立っていたアルベルティーヌ、2戦2勝とまだ底を見せていないトウカイエトワールが上位候補か。

12Rアストゥーリアス ☆☆
 1勝クラス昇級後の成績は一息だが、未勝利勝ち時に負かした2着馬が現2勝クラスなら通用する下地はある。調教の動きは悪くはなく、立て直した効果で変わる可能性も。末脚堅実なロッキーサンダー、渋太さがあるパイプライナー、長くいい脚を使うクリノキングボスが上位候補か。

日曜日
1Rドラミモン ☆
 まだ非力な面が残り、前走は後方のまま見せ場なく13着。現状では、もう少し力を付けないと厳しいか。センス十分のセファーラジエル、前走は道悪に泣かされたサトノフォーチュン、太目を叩いて上積み十分のグローリアスカペラが上位候補か。

2Rトッレペンデンテ ☆
 半兄モンテグロッソは準オープン馬でこの馬も素質はありそうだが、まだ太目残り。今回は初出走でもあり、使いつつ良くなってからか。好仕上がりのダイワミラクル、ダートでもう一押しを狙うロードシャムロック、渋太さがあるキャプティベートが上位候補か。
 
5Rラカン ☆
 仕上がりは良さそうだが、まだ幼さが残る現状。素質はありそうだが、使いつつ良くなってからか。軽快なフットワークを見せているトーセンインパルス、中身の濃い調教を消化しているヴィルヘルム、2週続けて先着するなど動き目立つアームストロングが上位候補か。

7Rネイチャーカレン ☆
 未勝利勝ちの時計は悪くはないが、昇級初戦の前走が負け過ぎ。ベストの距離に戻ってどこまで変わるかだが…。2戦連続で2着のナムラシェパード、決め手非凡なメモワールミノル、前走楽勝のプレシャスガールが上位候補か。

9Rニシノコデマリ ☆☆
 前走はマイペースの逃げだったとはいえ、メンバー最速の上がりを使い後続を突き放し楽勝。直線競馬の適性は未知だが、スピードは昇級でも通用。直線競馬の適性高いトーホウレジーナ、仕上がりの良さが目立つジュンパッション、前走は脚を余したホウオウスクラムが上位候補か。

11Rケンシンコウ ☆☆☆
 前走のユニコーンSでは強敵相手に3着と、ここにきて地力を付けている印象。幼い面もだいぶ改善されており、今回も上位争いは十分可能。ユニコーンSで2着だったデュードヴァン、前走ダート適性を示したラインベック、まだ底らしい底を見せていないブランクチェックが強敵か。

12Rチュウワジョーダン ☆☆
 去勢明けで半年振りになるが、入念に乗り込まれて仕上がりは上々。現状では1400メートルも良く、やや低調な今回のメンバー構成なら食い込みがあっても。渋太さがあるノルカソルカ、前走は不利が応えたアミークス、仕上がりの良さが目立つラパンセソバージュが上位候補か。

<山崎啓介>
1982年生まれの北海道出身。2007年に専門紙「一馬(現・優馬)」に入社。美浦の想定班で、若手の調教師、騎手との繋がりが深い。現在も「優馬」のホープとなるべく、日々勉強中。

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