【浜田・東京本社ワンモアトライ】16日小倉11R 条件ぴったりランブリングアレーが重賞初Vだ

2020年8月16日 08:00

 小倉記念。ディープインパクト産駒といえば、父譲りの極上の切れ味が身上というタイプが多い。だとすれば、ランブリングアレーはちょっと異質。ここまで10戦して【4312】。抜群の安定感を誇る半面、レースで最速の上がりをマークしたことは一度もない。2位も2回だけ。脚を使うというよりは、平均から少し速めのペースで先行して、後続に脚を“使わせる”タイプだ。

 着外2回は3歳時の忘れな草賞と昨秋の1勝クラス。前者の勝ち馬は次走オークスVのラヴズオンリーユーで仕方なし。2着とは頭+首差の接戦だった。後者は京都外回りのマイル。苦手の瞬発力勝負に持ち込まれてお手上げだった。内回りマイルと、ゆったり流れる1800メートル以上に限れば全て3着以内。2000メートル、開幕週、小回りの条件は最適とみた。

 鞍上は小倉記念最多4勝を誇る武豊。レジェンドの華麗なる手綱さばきも注目だ。(14)から。

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