【浜田・東京本社ワンモアトライ】18日京都9R 出世レースでジャカランダレーンが羽ばたく

2020年10月18日 08:00

 もみじS。ジャカランダレーンは重馬場のデビュー戦を4馬身差で圧勝。2着ジャンカズマは先週のサウジアラビアRC4着だから、既に重賞級の素質を示していると言っていい。鮮やかな勝利だったので、同じ重馬場になった前走ダリア賞も期待したが、結果は伸びあぐねての3着。上位2頭の道悪適性が上回ったのも事実だが、どうやら道悪が得意ではなく、初戦は能力の違いで勝っただけのようだ。土曜の京都は最終レース終了時で芝は重。日曜は晴れ予報。できるだけ乾いてほしい。

 ちなみに14年に11年ぶりに復活したもみじS。直近6回で1番人気Vはレッドアンシェル、ダノンスマッシュ、ラウダシオン。いずれも大出世を遂げている。そして中断以前、80~90年代の優勝馬にはサッカーボーイ(当時はもみじ賞)、ビワハヤヒデ、フジキセキと競馬史に残る名馬が名を連ねている。ジャカランダレーンもここを勝てば、輝かしい未来が約束されているはず。それだけの素質馬だ。(7)から。

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