【浜田・東京本社ワンモアトライ】29日阪神12R カレンモエが父娘制覇でステップアップ

2020年11月29日 08:00

 まず最初に、本日の東西メインレースはいずれも最終12R。記憶にある限り初の試みのはず。馬券を購入される方は(特にジャパンC!!)くれぐれもご注意ください。ちなみに東京1Rの発走も9時30分と、いつもよりかなり早いです。

 そのJCはアーモンドアイを本命にしたが、京阪杯も同じロードカナロア産駒のカレンモエを狙う。父は6FG1を5勝した平成最強スプリンターだが、ここまでの産駒のG1勝ちは全て芝マイル以上。スプリント路線で活躍中のダノンスマッシュが6F重賞5勝をマークしているが、まだG1タイトルには手が届いていない。

 カレンモエは母カレンチャンも6FG1・2勝馬。スプリント界における夢配合だ。体質が弱く使い込めないが、それでも5着以下なしの成績で重賞舞台にたどり着いたのは能力の証明だ。好位での安定した取り口はまさに父母譲り。重賞9勝の父も、初勝利は11年のこのレース。殿堂入りへの一歩は、ここから踏み出した。娘もここから来季への飛躍を期す。(13)から。

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