【浜田・東京本社ワンモアトライ】19日中京10R 新生6F戦でオールアットワンスが羽ばたく

2020年12月19日 08:00

 中京2歳S。今年はコース改修前の09年以来となる師走開催となった。05年メイショウサムソン、06年ダイワスカーレットが強い勝ちっぷりで後の活躍へとつなげたレースだ。当時は芝1800メートル。12年新装の現行コースには設定のない距離なので、戻ることはあり得ないのだが、師走の中京2歳Sといえば「芝千八」の印象が強い。ゆえに今年から芝1200メートルとなったことに違和感をぬぐえない。

 そんな新生中京2歳Sで飛躍を期すのがオールアットワンス。新馬戦→カンナSと先行力を武器に6Fで連勝を飾ってきた。母シュプリームギフトは芝6Fで4勝を挙げ、13年函館スプリントS2着など重賞でも活躍。「母も祖母も短距離馬。この馬も先々は千二のスペシャリストに育てたい」と中舘師。3連勝で重賞戦線へ名乗りを挙げれば、新たな師走名物の誕生にもなる。(2)から。

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