【浜田・東京本社ワンモアトライ】27日阪神11R ダービーまで無敗街道を突き進むグレートマジシャン

2021年3月27日 08:00

 毎日杯。かつては皐月賞への“最終便”だったが、直近10年の優勝馬で皐月賞に出走したのは3頭止まり。むしろダービーへの前哨戦の色が、年々濃くなっている。◎グレートマジシャンも2戦2勝ながら、幼さの残る馬体を考慮して早々と皐月賞を断念。ダービー一本に絞ってここから始動する。ここまで9F戦で2戦2勝。前走は8頭立てとはいえ、後方から3F33秒3の決め手であっさり突き抜ける完勝だった。長兄のフォイヤーヴェルクは障害重賞(新潟JS)の勝ち馬だが、平地での4勝は全て芝2400メートル。他のきょうだいの白星も2200~2600メートルに集中しており、ぜひともダービーでの走りが見たい1頭。まずは走り慣れた9Fで賞金加算が必須条件。戦国模様のクラシック戦線に新たな狼煙(のろし)を上げる。(7)から。

 本日はドバイワールドCデー。シーマCは◎クロノジェネシス、〇ラヴズオンリーユーで日本牝馬のワンツーに期待。そして配当的に妙味がありそうなのがゴールデンシャヒーンのマテラスカイ。2年前の2着は現地で見届けたが、その後の戦績を振り返れば衰えるどころか、むしろパワーアップ。今年のメンバーなら世界を渡り歩いてきた経験値が生きる。(8)から。

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