桑名S。カレンシュトラウスはここまで【3320】。素質の高さは疑いようもないが、3歳時はむしろ“勝負弱さ”が目立った。2戦目の初Vから2勝目までに半年以上、5戦を要した。だが、そこから半年近く休養し、4歳初戦となった前走で圧巻の勝ちっぷり。好位から1頭だけ3F33秒台の上がりを繰り出し、1分32秒7の好時計にまとめて5馬身差V。もう以前の甘さを懸念する必要はない。確実に重賞級の器で3勝クラスは間違いなく通過点。日曜の函館SSで人気を背負うカレンモエと同じ勝負服。年齢は1歳違いだが、着実な成長曲線はリンクする。カテゴリーは異なるが2頭共に秋以降の台風の目となりうる素質馬。中京で、札幌で“土日メインジャック”に期待だ。（11）から。