函館2歳Sの枠順が確定!

2021年7月16日 10:40

 札幌芝1200メートルのデビュー戦で、1分7秒9のレコード勝ちを収めたポメランチェは4枠4番に入った。自ら刻んだ前半33秒6は厳しいように見えたがそのまま押し切ってみせた。4馬身差、タイムにして0秒6差をつけた2着ナムラリコリスはその後すぐに勝ち上がって、ここでの再戦となる。継続騎乗となる藤岡佑も「行きっぷりはいいけどガツガツした感じはない」と追い切りの感触を伝えた。400キロを切る小柄な馬だが軽快なスピードは天下一品。二の脚の速さを生かしてハナを奪えれば、一気の押し切り有望だ。

 6枠6番カイカノキセキは札幌芝1000メートルの新馬戦を56秒9で駆け抜け2歳レコードV。1F延長への対応は必須も、スピードはこちらもピカイチだ。新種牡馬シルバーステート産駒は2頭がゲートイン。7枠9番メリトクラシーは中京芝1200メートルで逃げ切り勝ち。ゲートが武器でルメール騎乗も心強い。

 中の人注目はもう一方のシルバーステート産駒リトス。8枠10番に入った。初戦こそカイカノキセキに敗れたが続く札幌1200メートルで3馬身半差の楽勝ぶり。時計は同日の3歳以上1勝クラスの3着相当と2歳にして非凡なスピードを見せつけている。

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