【浜田・東京本社ワンモアトライ】25日函館11R 素質開花のペイシャキュウが決める

2021年7月25日 08:00

 UHB杯。同名のレースは昨年まで芝6Fで定着していた。そう思い込んでいただけに、メンバーを見てピンと来なかったが、今年はダート千七に条件変更されていた…。

 ペイシャキュウは前走、2勝クラスを勝ち上がったばかりでオープンの大沼Sに格上挑戦。上位と差のない走りで3着に食い込んでみせた。1、2、4着馬が着順こそ入れ替わったが、次走のマリーンSでも1、3、4着と上位へ。相手に恵まれたわけでもなく、オープン級の実力と素直に認めるべきだ。

 善戦しながらワンパンチ足りないキャラクターだったが、振り返れば北海道の千七では昨夏も2戦して連続3着に好走。函館の駒場特別で食い下がった勝ち馬ソリストサンダーは今年の交流G1かしわ記念の2着馬。結果論だが当時からオープン級の能力を示していたのだ。牝馬で54キロは実質トップハンデ。楽ではないが、好相性の舞台で自己条件なら負けられない。(6)から。

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