【浜田・東京本社ワンモアトライ】14日阪神12R 昇級不問のケイアイドリーが連勝飾る

2021年11月14日 08:00

 ドンカスターC。89年に創設されたドンカスターSから30年以上続く特別戦。当初はオープンで芝2400メートル。その後1200メートル→1800メートル→3000メートルと変遷。クラスも94年までオープン、95~00年が準オープン、01~03年は再びオープンで行われた。04年から1000万下(現2勝クラス)に編成され、ダート1400メートルに条件一新。レース名も「ステークス」から「カップ」に変更された。その後も芝→ダート→芝…と猫の目のように条件変更。これまで芝では7つ、ダートでは3つの距離で施行された。クラスや重量条件も含め、これほど変更の多いレースは類を見ない。

 今年は19年以来、6度目となるダート1400メートル。通算19度目の舞台変更にフィットしたのはケイアイドリー。同舞台前走の勝ちタイム1分24秒2(良馬場)は、1勝クラスとしては破格。2着を5馬身ちぎった勝ちっぷりも含め、昇級は全く問題ない。7カ月ぶりだが、しっかり乗り込んで仕上がりも良好。本来は京都のレースで、阪神千四が舞台となるのは初めて。この巡り合わせもまた、勝負運とみた。(4)から。

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