【浜田・東京本社ワンモアトライ】23日中京11R オーヴェルニュの真価を問う一戦

2022年1月23日 08:00

 東海S。今や面影すらないのだが、当レースの前身は暮れの中京の名物重賞だったウインターS。記者が競馬を見始めた90年代にはダート2300メートル戦。改修前の小回りコースをクルクル回る、それはそれで味わい深いレースだった。当時の中京で唯一のダート重賞。ライブリマウント、キョウトシチー、トーヨーシアトル。後にビッグタイトルを制する砂の名馬も、初重賞は当レースだった。その馬名が一部の青少年をザワつかせたチェリーコウマン(92年V)も懐かしい。

 コース改修も含め、何もかもが様変わりしたG2。連覇に挑むオーヴェルニュは中京ダート【3001】。着外は前走のG16着。昨年は当レースに加え、平安Sも勝っているから、少なくともG2レベルでは文句なしの実績だ。ただ、3勝は全て道悪の高速決着。良のパワー勝負でどうなのか…。今回ではっきりする。ただ、天気予報では午後から雨(か雪)マークがつき始めた。馬場が渋れば鉄板級。できれば早く降り出してほしい。(11)から。

特集

この記者のコラム

他の記者のコラム