【浜田・東京本社ワンモアトライ】23日阪神11R 良家の血が騒ぐアールドヴィーヴル

2022年4月23日 08:00

 難波S。アールドヴィーヴルは昨年、牝馬3冠に皆勤して5、5、7着。G1では力及ばずも、前哨戦ではさらに善戦。G3クイーンCでは秋華賞を制したアカイトリノムスメに首差2着。G2ローズSでは秋華賞で3、4着のアンドヴァラナウト、エイシンヒテンに次ぐ3着。重賞で通用する能力は示しており、3勝クラスは楽に突破できる素材だ。

 父キングカメハメハ×母の父ディープインパクト。今後は見ることのできない平成2大巨頭の黄金配合。母イサベルは芝1800メートルで3勝。3大母のグレースアドマイヤも同距離で2勝挙げ、G3(当時)府中牝馬Sでは、当時の最強牝馬メジロドーベルに鼻差2着。血統背景からも初の1800メートル起用は魅力的だ。一族にフサイチコンコルド、アンライバルド、ヴィクトリーなどG1級が名を連ねる名門母系。ここはまず素質の違いを見せ、今後の重賞戦線での活躍を期待したい。(2)から。

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