【浜田・東京本社ワンモアトライ】7日中京11R 強敵相手も崩れないポッドボレットに期待

2022年5月7日 08:00

 京都新聞杯。かつては菊花賞トライアルとして秋に開催されていたが、00年より5月施行に。トライアルではないが、ダービーの前哨戦に位置づけられた。00年アグネスフライト、13年キズナ、19年ロジャーバローズと当レースをステップに3頭のダービー馬が誕生。同時期の正式なトライアルである青葉賞、プリンシパルSから本番を制した馬が皆無なのは、何とも皮肉だ。

 今年はどうか。注目は中京2戦2勝のブラックブロッサムだろう。前走が8馬身差の完勝。ただ、その2着馬は次走の青葉賞で1秒6差9着に大敗。対戦レベルには疑問が残る。対してポッドボレットは未勝利Vの2着が、G3連続連対でNHKマイルCに出走するタイセイディバイン。京都2歳Sもジャスティンロック(皐月賞7着)、ビーアストニッシド(スプリングS優勝)、フィデル(ホープフルS4着)に次ぐ4着。前走すみれSでは、今回も人気のヴェローナシチー(若葉S2着)を一蹴している。一見、地味な戦歴も中身は濃い。ここはキャリアの違いを見せる。(12)から。

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