【浜田・東京本社ワンモアトライ】13日小倉9R 夏の小倉の意外な出世レース。今年は三つ巴の戦い

2022年8月13日 08:00

 フェニックス賞。毎年、お世辞にもレベルが高いとは言えないメンバーの2歳オープンだが、勝ち馬はなぜか出世する。19年マイネルグリット、20年ヨカヨカ、21年ナムラクレアと直近3年の優勝馬は全て後に重賞V。昨年2着テイエムスパーダは、先日のCBC賞を今村騎乗で逃げ切ったのが記憶に新しい。

 今年は中央で勝っている馬が2頭。順当なら新馬勝ちのタガノタントが中心だろう。逃げた2着馬を番手マーク。直線で一騎打ちに持ち込み首差で競り落とした。3着には6馬身差。ここは断然優位とみる。ウメムスビは近3年の優勝馬と同じ他場デビュー。ミカッテヨンデイイは昨年Vナムラクレアと同じ未勝利での格上挑戦だが、いずれも前走から大幅な重量増がネック。逆に克服するようなら出世確実!?(5)から(6)(9)本線。上位馬の今後にも大いに注目したい。

特集

この記者のコラム

他の記者のコラム