沢村一樹、黒木瞳、小泉孝太郎が日曜劇場「ザ・ロイヤルファミリー」出演 競馬好き黒木「待ってました」
2025年8月25日 08:00 俳優・妻夫木聡(44)が主演を務める10月スタートのTBS日曜劇場「ザ・ロイヤルファミリー」(後9・00)に、新たなキャストとして、俳優・沢村一樹(58)、女優・黒木瞳(64)、俳優・小泉孝太郎(47)が出演することが、25日に発表された。
本作は、山本周五郎賞やJRA賞馬事文化賞を受賞した早見和真氏の小説「ザ・ロイヤルファミリー」(新潮文庫刊)が原作。競馬の世界を舞台に、ひたすら夢を追い続けた熱き大人たちが、家族や仲間たちとの絆で奇跡を起こしていく、人間と競走馬の20年にわたる壮大なストーリー。20日には俳優・佐藤浩市と女優・松本若菜が出演することが発表された。
今回、沢村が演じる椎名善弘(しいな・よしひろ)は、俳優・佐藤浩市演じる山王耕造の宿命のライバル役。耕造と同業の人材派遣会社の最大手「株式会社ソリュー」のCEOで、日本の競馬界有数の馬主の一人。普段から無表情で、レースに勝っても常に冷静、適確に馬の能力や資質を見抜くことができる見識の持ち主である。
黒木瞳が演じるのは、耕造の妻・山王京子(さんのう・きょうこ)。京子は神経質で疑い深く、耕造が没頭している競馬を毛嫌いしている。耕造に馬主を辞めさせようと、栗須(妻夫木聡)や息子の優太郎を巻き込み、あることを企んでいる。競馬にのめり込んだ時期もあったという黒木が、自身とは真逆の“競馬嫌い”という役どころをどのように演じるのか期待が高まる。
そして小泉孝太郎が演じるのは、山王家の長男で、耕造が社長を務める株式会社ロイヤルヒューマンの後継者候補である山王優太郎(さんのう・ゆうたろう)。ロイヤルヒューマン社部長の優太郎は、仕事にアグレッシブに取り組んではいるが、競馬事業部まで作る耕造を放漫経営であると非難しており、父のような経営者にはならないという強い思いのもと、利益を出すことを最優先に考えている。耕造との親子としての関係性、そして社長と部長としての関係性や思惑にも注目だ。
▼沢村一樹 正直、私個人は競馬の世界にはそれ程深いなじみはありませんが「競走馬の世界」は驚く程ロマンにあふれていることを知りました。スポーツやビジネスと同じく、勝つ為のセオリーは複雑です。緻密なデータによって勝利を手にする者、仲間とのチームワークで勝利を引き寄せる者。「ザ・ロイヤルファミリー」は、周りにいる家族や恋人や仲間たちと、「温かい思いを育んでいきたい!」そう思わせてくれる、家族揃って楽しんで頂けるドラマだと思います。
▼黒木瞳 馬も競馬も大好きな私としては、待ってました!のドラマです。GⅠレース優勝を夢見る夫を持つ妻のお役ですが、夫を支えるどころか冷ややかに見守っていく姿に哀愁さえ感じました。競走馬をとり巻く人間ドラマであり、夢と希望を未来へと継承していく壮大なドラマに参加させていただけることをとても光栄に思っております。
▼小泉孝太郎 佐藤浩市さんの息子役なので緊張しますが、『ザ・ロイヤルファミリー』の世界観を素敵な親子像として描けるのではないかと思っています。また、妻夫木さんとも久しぶりに再会でき、若いころとはまた違った思いで臨め、喜びはひとしおです。日曜劇場ならではのエネルギーや、人の純粋な思いが詰まったヒューマンドラマですので、ぜひご覧いただき温かい気持ちになっていただけるとうれしいです。
