【天皇賞・秋2週前追い】アーモンドアイ、余裕12秒7 国枝師「昨年と同じような感じで調整できている」

2020年10月15日 05:30

アーモンドアイ(右)と併せて追い切るマジックキャッスル(撮影・郡司 修)

 天皇賞・秋(11月1日、東京)で史上最多の芝G1・8勝目に挑むアーモンドアイ(牝5=国枝)が2週前追いを行った。秋華賞に出走するマジックキャッスルを1秒以上先行させて追走。4角で内めを回って追いつくと直線は馬なりながらびっしり併走。G1を目指す後輩馬に胸を貸す形で併入した。タイムは5F67秒3~52秒3~38秒7~12秒7。

 国枝師は「予定通り。ゴール後に少し脚を伸ばす感じ。勝った昨年と同じような感じで調整できている」と満足顔。2着に敗れた前走・安田記念については「勝ち馬(グランアレグリア)が完璧なレースをしたのに対し、こちらは後手に回り渋った馬場で走りのリズムがもうひとつ。その差が出た」と回顧。ゲートは依然として課題だが「練習はしているので今回はまずスタートを決めたいね」と意気込んだ。来週の1週前追いと最終追いには主戦ルメールが騎乗予定。

特集

2020年10月15日のニュース