【桜花賞1週前追い】ソダシど迫力!坂路ラスト1F11秒8 須貝師「ヤバいな」

2021年4月1日 05:30

<桜花賞1週前追い>坂路を駆け上がるソダシ(左手前) 

 無傷の4連勝で阪神ジュベナイルFを制した2歳女王ソダシ(牝3=須貝)がド迫力の稽古で桜花賞の主役を印象付けた。坂路でひときわ目を引く真っ白な好馬体。鞍上には主戦・吉田隼の姿があった。先行する併せ馬をひとつの目標としてとらえ、4F52秒4の好時計をマーク。ラスト1Fは驚異の11秒8だ。動きを見守った須貝師は開口一番「ヤバいな。ヤバくない?」とニンマリした。

 「前を見る形でやったが併せる必要はない。1週前としては上出来だろう。G1に使っていく限り、それなりに負荷は掛けないと。いい動き。明らかにパワーアップしている」

 4連勝を飾った阪神JFから約4カ月の休養明けとなる。いわゆる“ぶっつけ”で桜花賞を迎えるが、陣営には不安の“かけら”もない。

 「こちらが要求したことに全て応えてくれた。理想の形で来てるし理想以上じゃないかな。しっかりやれば(ぶっつけでも)結果は出せる馬だから」

 丹念に乗り込まれた調教過程が自信の裏付けになっている。昨年のデアリングタクトに続き、無敗の桜花賞馬誕生となりそうだ。

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