【船橋・平和賞】昨年はマカベウスが重賞初制覇・船橋ケイバ列伝

2021年10月27日 05:30

昨年は地元船橋のマカベウスが優勝

 平和賞は船橋競馬場の前身である柏競馬場で1949年から実施されていた。55年に船橋競馬場1200メートルの南関東2歳(当時3歳)の重賞競走として制定。距離は62年に1500メートルへ変更され、84年に現行の1600メートルとなった。03年から東日本地区交流競走、06年から地方交流競走として行われている。

 59年の優勝馬オンスロート(牡=大井・田中九)は後に中央へ移籍し、62年の天皇賞春や有馬記念を制覇した名馬。また、73年Vのスピードパーシア(牡=船橋・及川六)は75年東京大賞典を勝っている。

 近年はシーチャリオット(牡=船橋・川島正)が04年に圧勝。翌05年に羽田盃、東京ダービーの2冠に輝いた。19年の覇者ヴァケーション(牡=川崎・高月)は続く交流G1全日本2歳優駿も快勝。昨年は地元馬マカベウス(牡=米谷)が当レースで重賞初勝利を挙げた。今年も1着馬には全日本2歳優駿(12月15日、川崎1600メートル)への優先出走権が付与される。

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