砂イパー田村、ノヴァがズバッと!
2021年2月20日 08:00 ダートG1攻略はお任せください!昨年チャンピオンズCで◎を打ったチュウワウィザード(4番人気V)がサウジ遠征で不在。今年1発目のJRA・G1は大混戦だ。◎は東京巧者サンライズノヴァに託す。枠順が確定したきのう朝、すぐに展開をイメージできた。[1]枠に入ったエアアルマス、インティは砂をかぶると戦意を喪失するタイプで何が何でも前へ。他にもサクセスエナジー、ワイドファラオなど先行馬がそろってハイペース必至。となれば、やはり後方で構えるメンバーに出番が回ってくる。
前走チャンピオンズC12着はコーナー4つの舞台設定と敗因が明らか。加速するのに時間を要するだけに、コーナー2つのワンターンがピッタリだ。その証拠に東京ダート1600メートルは【5114】と好成績。そのうち3勝が17年ユニコーンS、18&20年武蔵野Sと重賞。適性はメンバー屈指と言っていい。音無師は「直線が長ければ長いほどいい」とコース替わりを大歓迎。前走から条件がガラッと好転する。
7歳とベテランの域に入ったが中身はバリバリの若手。水曜の最終追いが素晴らしい動きだった。坂路4F51秒8~1F12秒2と楽々と好時計を刻み、G1馬インディチャンプに半馬身先着。年齢を重ね、一段とパワーアップしている。「7歳だけど気持ちが若い。休み明けでも、しっかり乗り込んできた。状態はいいよ」と音無師。木曜に発表された調教後の馬体重は前走から16キロ増と大幅に増えたものの見た目に太め感は一切なし。4年連続参戦(18年4着、19年7着、20年3着)になるが過去最高と思えるほど。ここ狙いで万全の仕上がりだ。
19年南部杯以来のG1奪取へ。直線、先行勢が苦しくなったところに外からズバッと。厩舎所属の25歳、乗り慣れた松若の手綱さばきに懸ける。単勝(9)、3連複は(9)から(2)(3)(4)(6)(7)(10)(14)の21点。(田村 達人)
▼若さは時に大きな武器となる。TT戦隊の切り込み隊長・田村が年明けからブイブイいわせている。今年の記者的中ダービー(大阪版火曜掲載)は軽~く回収率100%を超えて4位。スポニチ競馬webで開催中の「マジ買う」(1日ひと鞍厳選の単複勝負企画)でも単勝回収率185%で堂々トップを突っ走る。昨年12月のダートG1チャンピオンズCは◎▲と真芯でとらえ、馬単1万1170円を的中。馬券プレにも成功、読者に幸せを届けた。混戦色めくダート戦線を完全掌握する男が、東京マイルを攻略する。
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