本紙予想コラムでは東京9Rゆりかもめ賞のアマキヒをイチ押ししたが、東京11R東京新聞杯はジュンブロッサムを狙ってみたい。

　前走マイルCS（10着）はゲートであおって2馬身出遅れたのが敗因。後方に置かれて全く流れに乗れなかった。

　極上の切れ味を秘める一方で、レース間隔をたっぷり空けなければ心身のバランスが崩れてしまうデリケートな競走馬。父ワールドエースから瞬発力とともに繊細さも受け継いでいるのだろう。マイルCSは富士Sから中3週の短い間隔で気持ちが入り過ぎ、ゲートでもジッとしていられなかった。出遅れは偶然ではなく、必然だった。

　今度は2カ月半の休み明け。充電期間をしっかり取って心身のバランスを整えた。ソウルラッシュなど強豪を一蹴した富士Sと同じ舞台なら巻き返せる。