ジャックドール 状態一段と上がる 香港国際競走出走の日本馬が国内最終追い
2022年11月26日 05:35 香港国際競走(12月11日、シャティン)に出走する日本馬の国内最終追いが26日、栗東トレセンで行われた。香港カップのジャックドール(牡4=藤岡)はCWコースで6F83秒0~1F11秒2。ゆったりした入りから徐々にペースを上げ、馬なりでサッとしまいを伸ばした。藤岡師は「動けていたし時計も予定通り。間隔が詰まるとダメージがたまるタイプだが状態は前走(天皇賞・秋4着)から一段と上がっている」と上積みを強調。武豊との新コンビで悲願のG1初制覇を狙う。昨年6着に続く参戦のレイパパレ(牝5=高野)は坂路で4F58秒9~1F12秒5(馬なり)と上がり重点。高野師は「はずむような感じで動きは良かった。昨年の経験を今年に生かしたい」と意気込んだ。
スプリントに出走するメイケイエール(牝4=武英)は坂路でびっしり追われ、4F51秒2~1F11秒9の好時計をマークした。武英師は「スイッチを入れるまではいかないが、ある程度やりました。動きは良かったし体調もいい感じ」と納得の笑み。いつもレースで着用している折り返し手綱については「ここ1年はつけていたが香港では使えないようなので外します。どっかで外さないと駄目だと思っていた」と説明した。栗東で調整する関西馬は30日に関西国際空港から出国する。