【川崎・エンプレス杯】3月1日発走 過去10年データで必勝ポイント探る

2023年2月26日 05:30

昨年Vのショウナンナデシコ

 27日から第13回川崎競馬が開幕する。今開催のメインは3月1日に行われる4歳上牝馬によるJpn2「第69回エンプレス杯」(2100メートル、1着賞金4000万円)。牝馬のダートグレードではJBCレディスクラシック(Jpn1)に続くランクとなる大きな一戦。ダートグレードの体系整備により来年から5月上旬の実施となり、この時期で行われるのは今年が最後。過去10年のデータから傾向を探ってみた。

 ◇上位人気馬◇
 1番人気馬【7・2・1・0】 2番人気馬【2・1・3・4】 3番人気馬【0・2・3・5】 ほかに4番人気が1勝。平均配当は単勝240円、馬単3490円、3連単は1万6040円。20年の6万馬券を含めて万馬券は4回出ている。

◇所属◇
 JRA所属馬【10・4・10・23】 川崎所属馬【0・0・0・17】 船橋所属馬【0 1 0 10】 大井所属馬【0・5・0・14】 浦和所属馬【0・0・0・8】 他地区所属馬【0・0・0・18】 過去10回全て勝利を飾っているJRA勢は3着も10回と断然の実績を残している。2着6回の地方馬だが、そのうち5回が大井勢だ。

◇馬齢◇
 4歳馬【3・2・3・21】 5歳馬【4・2・5・26】 6歳馬【3・3・1・26】 7歳以上馬【0・3・1・17】 1着数から5歳が最有力だが、連対数では6歳も互角。7歳以上の馬に勝ち星はなく、最高齢での連対は22年2着サルサディオーネの8歳。

◇前走◇
 TCK女王盃組が【5・5・3・25】と連対数の半分を占めている。同レースを連対し参戦した10頭は【5・1・1・3】と好走率が高い。続いて牡馬相手のダートグレード(東海S、川崎記念、佐賀記念)からの転戦組【2・1・1・4】、クイーン賞組【2・0・1・3】が勝ち星で並ぶ。条件クラス(2勝、3勝クラス)からの転戦組は【1・1・3・8】。

◇重賞実績◇
 連対馬20頭中、14頭が出走時にダートグレードもしくは地方重賞を勝っていた。過去にダート重賞Vの実績があれば心強い。

◇逃げ馬成績◇
 13年から<2>、(10)、<2>、(3)、<2>、(3)、(11)、(12)、<2>、<2>着。流れが落ち着く長距離戦。1周目の3角で先頭だった馬が、過去7回馬券に絡んでいる。ただし逃げ切った馬はいない。(データ班)

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