【ユニコーンS】シルバーレシオ 鬼脚V 上がり断トツ!3F36秒1 岩田望はJRA重賞20勝目

2026年5月3日 05:06

<京都11R・ユニコーンS>レースを制したシルバーレシオ(手前)(撮影・中辻 颯太)  

 3歳ダート重賞「第31回ユニコーンS」が2日、京都競馬場で行われ、2番人気シルバーレシオが重賞初挑戦で勝利。3歳ダート3冠の第2ラウンド・東京ダービー(6月10日、大井)の優先出走権を獲得した。鞍上の岩田望来(25)は節目のJRA重賞20勝目。この勝利でノーザンファームは2月10日から13週連続のJRA重賞制覇となり、自身が19年に記録した生産牧場の重賞連続週勝利記録に並んだ。

 後方待機策シルバーレシオが巨体を揺らして外から伸びてくる。残り200メートルで手前を替えると一気に加速。早めに先頭へ躍り出た1番人気メルカントゥールを強襲した。後続を4馬身ちぎったルヴァンスレーヴ産駒同士の一騎打ちは外のシルバーレシオに軍配。たてがみをなでて相棒を優しくねぎらった岩田望は「直線で手前を替えてからは捉えられるという反応を見せてくれた」と振り返った。

 上がり3F36秒1は次位に0秒6差をつけるメンバー断トツの鬼脚。鞍上は「良くなるのは秋になってからかなと思っていたが、ポテンシャルで重賞を勝ってくれた。無事なら大きいところでも」と目を丸くする。野中師はかつて育てたインティ(19年フェブラリーS優勝)が前日の大井競馬で産駒初勝利を果たしたばかり。「凄く連絡が来たね(笑い)。タイプは違うけど、心臓が凄く強いので、うまく古馬までもっていければ面白い」と新たな怪物候補の潜在能力の高さを認める。

 優先出走権を手にした東京ダービー参戦の可否はあくまで馬の状態次第。師は「1週間ほど様子を見てオーナーサイドと相談してからになる。大井のコース形態だと、狙うならば2000メートルの方かなと以前から話していた」と適性を見込む。“芝のダービー”にはすでに僚馬マテンロウゲイルが出走表明済み。「大きなところを狙える馬がいると、厩舎も元気になるね」。勢いに乗る厩舎の指揮官は満面の笑みを浮かべた。

 シルバーレシオ 父ルヴァンスレーヴ 母シルバーポジー(母の父クロフネ)23年2月11日生まれ 牡3歳 栗東・野中厩舎所属 馬主・サンデーレーシング 生産者・北海道安平町のノーザンファーム 戦績7戦3勝(重賞初勝利) 総獲得賞金5904万8000円 馬名の由来は白銀比。

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