寺下　大阪の戦隊２人が勝ち点０って…。ここは最下位決定戦みたいになってるけど、このままでは終わられへん。ここから挽回していくで。大阪の倍返しや。

　田村　でも僕、ここがバトル最終戦なんですよ。寺下先輩はあと１戦残ってますけど僕はもう逆転優勝できないっす…。

　寺下　えっ！？じゃあ、勝ち点３くれへんか。大阪代表として東京のレッド高木にリベンジするから。

　田村　気持ちは分かりますが僕も譲れないっす。勝ち点０のままでは年、越せないです。

　寺下　ほな、“絶対に外してはいけない”ラスト勝負の本命から聞くわ。

　田村　◎チュウワウィザードです。昨年４着からのリベンジに期待ですね。

　寺下　１年前はクリソベリルに０秒３も離されての４着。ここ２走も王者に完敗の３着やったぞ。

　田村　昨年は直線で進路を確保できず仕掛けが遅れました。大久保師も「あのロスが致命的。スムーズなら、という内容だった」と反撃に燃えてます。

　寺下　昨年のこのレース以外は全て馬券圏内。安定感は評価できるけど勝ち切るまでのイメージは…。

　田村　指揮官は「５歳に入って充実期。ひと泡吹かせたい」と。その言葉にホレ込みましたわ。先輩の本命は？

　寺下　３歳の◎カフェファラオや。ここまで５戦４勝。今年も新王者の誕生や。

　田村　２走前のジャパンダートダービー（７着）が負けすぎ。前走もＧ３メンバー相手に０秒１差。昨年のクリソベリルほどのインパクトは感じないですよ。

　寺下　２走前は中１週のローテで万全の状態ではなかった。前走も休み明けで初めての古馬相手に勝った点は評価できる。ルメールも「前走はまだトップコンディションじゃなかった」と振り返ってた。

　田村　確かに鞍上は怖いっす。今秋のＧ１５勝。１１月のＧ１４レースは全て勝ちました。

　寺下　ルメールは「パワーアップしてたらビッグチャンス」と自信ありそうやったわ。３年連続で３歳馬Ｖもありそうや。

　田村　秋Ｇ１７連勝中の１番人気を背負うクリソベリルは、やっぱり外枠が気になります。絶対、当てないといけないんで、馬券からは外せないですけど…。

　寺下　冷静なジャッジやな。そういえば彼女できたらしいな。おめでとう。

　田村　そうなんですけど、なかなか会ってもらえなくて…。クリスマスイブは休み取って空けてるんですけどね。ここで資金稼がないと。今年一番の勝負駆けっす。

　寺下　どっちも空回りせんようにな（笑い）。

▼頭文字“Ｔ”の東西若手記者５人がＧ１予想で競い合う「ＴＴ戦隊ヤング予想バトル　当たルンジャー」。今回は絶対に外してはいけない大阪戦隊対決。チャンピオンズＣは秋の第8戦目となる。