【梅ちゃん先生 特別編】8日中京7R ジュタロウで堅い

2022年1月8日 08:00

 本紙の予想コラムでは中山10R・初春Sのクインズメリッサをイチ押ししたが、平場では中京7Rのジュタロウを狙ってみたい。
 銀座の酒場「寓話」で一杯やっていると、カウンターの奥から女将が声をかけてくる。「七草がゆができるまでミカン食べて待ってて。ビタミンCやカリウム、食物繊維も豊富な寿太郎温州っていうミカンよ。出荷は来月だけど、知り合いの農家から早く収穫したのを少し送ってもらったの」。1個つまむと、濃厚な甘味と酸味が口の中に広がる。静岡県沼津でミカン農家を営む山田寿太郎氏が改良を重ねて品種登録したことからその名が付けられたという。

 ジュタロウも冬場が旬。1、2カ月、熟成させてつやつやに輝く寿太郎温州よろしく、2カ月の休養充電で毛ヅヤは抜群だ。デビュー戦は2秒4の大差ぶっちり切り。阪神ダート1800メートル(良馬場)1分53秒6の時計も優秀だ。昇級戦もあっさり押し切れる。

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