東京11R・京王杯2歳Sは過去10年で1番人気が2勝と波乱が起こりやすい。一昨年は3連単11万5050円、昨年は11万3390円と2年連続でビッグ配当が飛び出した。今年もひと波乱がありそうな予感がする。

　本命はオオバンブルマイ。中京芝1400メートルの新馬戦は道中3番手から最内を突いて抜け出した。乗り手に従順で優等生タイプ。吉村師は「折り合いもついて最後までしっかり伸びた。内容は良かったね」と評価する。

　ここ2週はCWコースでいっぱいに追われ、万全の仕上げ。今週は6F82秒1～1F11秒6で僚馬スマートフォルス（2歳新馬）に2馬身先着した。指揮官は「この中間はビッシリ負荷をかけ、文句なしの動き」と確かな手応え。中京から東京に舞台は替わるが同じ左回りの1400メートル。重賞でもやれる。単勝、馬連流しで相手はロンドンプラン、ヤクシマ、ミスヨコハマへ。