【馬乗り達人塾 番外編】27日京都11R ルガル 1F短縮は問題なし

2023年5月27日 08:00

 21年葵Sは13番人気の伏兵レイハリアがV。道中2番手から先頭に立つとゴール前、外から迫った九州産ヨカヨカを鼻差でしのいだ。鞍上の亀田は当時デビュー3年目、JRA重賞初制覇となった。「(最後は)祈るだけでした」と勝利者インタビューで喜びを口にする亀田は初々しさ全開。直線、右ステッキを懸命に打ち込み、相棒を鼓舞するシーンは鞍上の気持ちが伝わる熱い騎乗だった。

 今年の葵S(京都11R)は亀田の同期・団野が騎乗するルガルで勝負だ。芝2戦目となった前走・橘Sは5馬身差の独走V。杉山晴師は「着差に関しては道悪の得意不得意もあったと思うが、芝であの脚はうれしい誤算。スタートセンスがいいし、1F短縮は問題ない」と期待を寄せた。単勝、馬連でビッグシーザー、タマモブラックタイ、テラステラへ。

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