「第70回京王杯SC」（3日、東京芝1400メートル）の枠順が2日、確定した。

　高松宮記念3着から中4週のママコチャは3枠3番。23年スプリンターズSでG1を勝利しており、23年安土城S（リステッド）など1400メートルでも3勝。距離延長は気にならない。最終追いでも力強い踏み込みで迫力のある動き。主役は譲らない。
　
　一昨年の覇者レッドモンレーヴは7枠10番。昨年も2着とレースとの相性は抜群。蛯名正師は「いい意味で安定している。一昨年勝って、昨年も1回ハナに立ったから馬は負けたと思っていない」と自信たっぷりだ。
　
　　6歳でも気力充実のトウシンマカオは7枠9番。高松宮記念4着から臨むこの一戦に向けてWコースで2戦連続コンビとなる横山武を背に併せ馬。鞍上は「1400メートルに延びるのも適距離とは言えないので、折り合いやリズムが鍵になりそう」とレースを見据えた。

　中の人注目は7F重賞の2走前阪急杯を制したカンチェンジュンガで8枠12番。同じ東京千四のオーロCを使った際は出遅れが影響して8着。流れに乗れれば、力を発揮できる。