25年京都開催の最後を飾るG3京阪杯（京都、芝1200メートル）の枠順が28日、確定した。

　昨年のスプリンターズS覇者ルガルは1枠1番に入った。連覇を狙った今年は後手を踏み、不完全燃焼の12着に敗戦。「全く進む気がないまま」と回顧した川田のコメントが気にはかかる。ただ、京都はシルクロードS勝ちがあり相性がいい舞台。実績的にはここで格好をつけておきたい。

　6枠12番に入った3歳馬ナムラクララは成長力が大きな魅力。古馬相手のキーンランドC4着、オパールS2着とオープン入り後も安定した成績を残している。姉ナムラクレア同様に6F戦での重賞Vを狙う。2枠4番に入ったヨシノイースターは重賞Vこそないものの、この路線の古豪。7歳馬になったこの秋もスプリンターSで5着に食い込んだ。当然の上位候補だ。

　中の人は1枠2番に入ったアブキールベイに注目する。5月の葵Sで重賞Vを果たした3歳馬は、古馬との対戦となった近2走でも上々の戦績。思い出の京都で再び上位進出を狙う。