【朝日杯FS】シャープ×和田×渡辺師=魅力たっぷり
2017年12月14日 05:30 道営から中央移籍初戦となるダブルシャープは初コンビとなる和田を背に坂路単走。パワフルなトモ(後肢)から素早く四肢を繰り出して4F52秒6〜1F12秒4。集中を切らさないように見せムチを使い、最後まで目いっぱい追われた。和田は「うるさい馬だと聞いていたが、扱いやすいし乗り味がいい。仕掛けてからの反応が良く、長くいい脚を使ってくれそう」と好感触を伝えた。
開業2年目で初G1出走となる渡辺師も「いい動きでした。気難しいと聞いていたが、おとなしくしている」とホッとした表情。鞍上の和田はテイエムオペラオーに騎乗して、師のかつての“お手馬”ナリタトップロードと数々の名勝負を演じた。「追えば追うほど伸びるタイプなので、手が合いそう。それに、ウチの厩舎とは相性がいいですから」と期待を込める。渡辺師×和田の組み合わせは驚異の複勝率80%超。魅力たっぷりのコンビが波乱を呼ぶかもしれない。