【有馬記念】クイーンズリング有終Vならず2着も「堂々と引退できる」
2017年12月24日 15:51 師走のグランプリ競走「第62回有馬記念」(G1、芝2500メートル)が24日、中山競馬場11Rで行われ、武豊騎手騎乗の圧倒的1番人気キタサンブラック(牡5=清水久厩舎、父ブラックタイド、母シュガーハート)が優勝。8番人気のクイーンズリングが1馬身半差の2着に入った。
勝ったキタサンブラックと同じくこのレースで現役を引退するクイーンズリング。鞍上のルメールは「完璧なレース。直線でも伸びてくれて2500メートルという距離がよかった。すごく頑張った」とパートナーを称賛した上で「キタサンブラックは強いよ」と勝ち馬には脱帽していた。
管理する吉村師も「ルメールは完璧な競馬。最後よく(2着まで)かわしてくれた。堂々と引退できる」と悔いはない様子で「1番心に残っているのはフィリーズレビュー」と愛馬との思い出を口にした。