【仏フォワ賞】クリンチャー自信!宮本師「最高の状態」

2018年9月16日 05:30

 クリンチャーの最終調整を見守った宮本師は「普段からおとなしい馬。環境の変化にも動じず、うまく調整ができています」と納得顔で切り出した。「前哨戦としては最高の状態で臨めます」と続け、最終追い切りを終えた時と同じ言葉で自信をのぞかせた。当日は早めに厩舎を出発し、競馬場入りする予定だ。

 本番の凱旋門賞と同じパリロンシャン2400メートルで行われる前哨戦には、例年以上の強豪が日本馬の前に立ちはだかる。ファーブル師は昨年のブリーダーズCターフ覇者タリスマニック、同凱旋門賞2着のクロスオブスターズ、G1を含め重賞3連勝中のヴァルトガイストの3頭を送り込む。フランスの重鎮トレーナーは「3頭共に良い状態。日本馬が強いのは承知していますが、3頭は単なるステップレースではなく、勝ち負けを狙って臨ませます」と話し静かに闘志を燃やした。

 強敵相手に腕試しの一戦。クリンチャーはどんな走りで本番へのステップにするのか。注目のレースは16日深夜ゲートインする。

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