【東京新聞杯】ロードクエスト、黄金コンビで勝負

2019年1月30日 05:30

 【東西ドキュメント・美浦=29日】調教スタンドよりも馬上で見かけることの方が多い小島師。人影も少なくなった午前10時前、ようやく調教を終えてひと息ついたタイミングで浜田は声を掛けた。お目当ては東京新聞杯のロードクエスト。この日も師自ら騎乗して感触を確かめた。「硬くなる馬なので冬場は休ませたこともあったが、今は柔らかみがある。全休日明けとは思えないくらい乗りやすかった」。連日の厳しい冷え込みの中でも順調に調整を進めている。

 前走のスポニチ賞京都金杯については「スワンSで後ろから行って勝ったので(福永)祐一にはそういう指示を出した」と師。結果は13着も「祐一は“もう少し前で競馬できる”と話していた。好位からの競馬もできる馬。今回は前が残るか、差しが決まるか、馬場に合わせての運びになると思う。その点は今回乗る(三浦)皇成も分かっている」。三浦が騎乗した昨年のパラダイスSでは好位3番手から粘っての2着。自在性を把握した鞍上とのコンビ復活が何より頼もしい。

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2019年1月30日のニュース