【鳥谷越・本社予想の稼ぎどころ】16日中京11R ローゼンクリーガーが最適距離で本領を発揮

2019年3月16日 08:00

 重賞では非常に珍しい同着となったフィリーズレビューも印象に残ったが、先週のレースで最も衝撃的だったのは金鯱賞を制したダノンプレミアムの強さ。弥生賞まで無傷の4連勝を飾った逸材とはいえ、今回は9カ月半の長期ブランク明け。年長のG1馬たちを従えて悠々と先頭ゴールしたシーンは、凄みすら感じられた。このまま順調なら、今年の中央競馬を引っ張っていく存在となるだろう。

 本日の当欄で取り上げるのは、紙面で予想の根拠を掲載していない中京11R・ファルコンS。多彩な顔触れで混戦ムードが漂い、どこから入っても妙味のある配当が期待できる。◎はローゼンクリーガー。G1に挑戦した前走の阪神JFで12着と初めて大敗を喫したが、デビュー4戦はオープン特別のダリアS2着など【2200】と連対率100%。その全てが芝1400メートルの距離だった。3カ月ぶりの実戦だが、2歳戦の疲れがすっかり取れて仕上がりは良好。得意距離のG3なら、牡馬が相手でも勝ち負け必至とみた。

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