JBC3競走 浦和初開催で大フィーバー!売上高&入場者など新記録続々
2019年11月5日 05:30 「この日、今まで見たことのない浦和になる」をキャッチコピーに、悲願のJBC開催にこぎつけた浦和競馬場はレコードラッシュとなった。スプリントは16億2614万4900円を売り上げ、従来の10億7904万900円(17年大井)を大幅更新。レディスクラシックも11億3114万6900円で、8億5170万9200円(16年川崎)を抜く地方競馬レコードとなった。また、4日の浦和一日総売り上げは58億3151万1430円(トリプル馬単含む)。従来の最高15億2883万9020円(18年9月24日)を大きく塗り替えた。
15年前には20億円超の累積赤字を抱えていた同競馬場だが、JBC開催を目指して黒字転換。施設整備費32億円を投じて第2スタンドの建て替え、屋上テラスなどを設けた。走路も拡幅。2000メートル戦の発走地点を12頭立てとし、3コーナーのカーブを緩くするなど走りやすさを向上させた。
また、今年1~9月の同競馬場の一日平均入場者数が3482人の中、この日は2万9191人。「菜七子効果」もあり、地方開催でのJBC入場新記録(従来は16年川崎の2万8718人)も達成した。