来夏JRA北海道シリーズは五輪シフト 札幌3週→函館6週→札幌4週

2019年12月9日 14:08

 JRAは9日、大阪市内で関西定例会見を開き、先週末に予告した来年の開催日割の変更について1回函館6日間と1回札幌6日間を入れ替えることを発表した。

 当初は函館12日間と札幌14日間を予定していたが8月6日から9日まで東京オリンピックのマラソン・競歩が札幌市で行われることからJRAは検討を重ねた結果、札幌6日間(6月13日~28日)、函館12日間(7月4日~8月9日)、札幌8日間(8月15日~9月6日)への変更を決めた。競走担当の木村一人理事は「五輪競技の円滑な実施に協力するとともに万全の態勢で競馬を開催するために変更しました」と説明。6月13日に開幕して9月6日まで続く北海道シリーズの期間に変更はない。

 これに伴って函館・札幌に組まれている8重賞のうち3重賞は例年とコースが替わって函館スプリントS(6月21日、芝1200メートル)は札幌、クイーンS(8月2日、芝1800メートル)とエルムS(8月9日、ダート1700メートル)は函館が舞台になる。札幌と違ってWコース(ウッドチップ)が設置され、開催がない時期も滞在馬に活用されている函館への入厩は例年通り5月下旬にスタート。札幌はひと夏ぶっ通しで滞在可能となる。

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