【京都記念】“2200メートルマイスター”だ!ステイ善戦返上の時

2020年2月12日 05:30

京都記念制覇を狙うステイフーリッシュ(左)(撮影・小林 篤尚)

 伝統のG2「京都記念」に出走するステイフーリッシュは、先週金曜に坂路で4F51秒6の好時計をマーク。自己ベストに0秒1差まで迫るものだった。藤田助手は「馬なりで、思っていたより時計が出ましたからね。馬の状態はいいので、後は落とさないように調整していきたい」と順調をアピールする。

 条件はいい。この舞台では昨年このレースで2着。京都新聞杯も勝っている。さらに前走のAJC杯が2着で、まさに芝2200メートルの申し子。【1・2・0・0】と一度も連を外していない。また、初めてのやや重で好走できたのも収穫。京都の馬場はパワーを要する。ひと雨があれば、さらに拍車がかかる。「少々荒れた馬場になっても大丈夫です」と不安はない。

 京都新聞杯から約1年9カ月、勝利から遠ざかっている。その間は重賞で2着4回、3着3回。濃い経験を積んできた。ステイフーリッシュが絶好舞台に転じて善戦返上の時だ。

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