【阪神牝馬S】サウンドキアラ ノリノリ重賞3連勝!
2020年4月12日 05:30 3歳馬による阪神「第63回阪神牝馬S」は2番人気のサウンドキアラが重賞3連勝。ヴィクトリアマイル(5月17日、東京)の優先出走権を得た。
スポニチ賞京都金杯から始まった20年の快進撃は止まらない。中団インで流れに乗ったサウンドキアラが、鋭く伸びて差し切った。京都金杯、京都牝馬Sに続く重賞3連勝に導いた好調・松山も勝利をかみしめる。
「今日も非常に強いレースをしてくれました。ある程度前が残る馬場だと思っていたし、いい位置で流れに乗れましたね。強い相手でも、前が空いたらしっかり抜け出してくれました」
これまでの6勝は全て京都でマーク。阪神は5戦目で初Vとなった。安達師は「ここ3走はしまいがしっかりしてきた」と成長に目を細める。今後は1週間から10日間ほど放牧に出しヴィクトリアマイルへ。鞍上は「東京でも、いい結果を出せる馬だと思う。無事にいってくれたら」と力を込めた。昨年7着に敗れたG1の舞台に、主役として堂々と殴り込む。
◆サウンドキアラ 父ディープインパクト 母サウンドバリアー(母の父アグネスデジタル)牝5歳 栗東・安達厩舎所属 馬主・増田雄一氏 生産者・北海道千歳市の社台ファーム 戦績17戦7勝 総獲得賞金2億1625万5000円。