【朝日杯FS】グレナディアガーズがレコード勝ち 川田「ポテンシャルの高さは間違いない」

2020年12月20日 16:25

<阪神11R・朝日杯FS>グレナディアガーズをG1勝利に導き、パートナーをねぎらう川田(撮影・坂田 高浩)

 2歳チャンピオン決定戦「第72回朝日杯フューチュリティステークス」(G1、芝1600メートル)は20日、阪神競馬場で行われ、川田騎乗のグレナディアガーズ(牡2=中内田)が優勝した。勝ち時計の1分32秒3は2歳コースレコード。

 レースは序盤からモントライゼが後続を大きく離して逃げる展開。3番手から競馬を進めたグレナディアガーズは最後の直線で早めに先頭に立つと、そのまま押し切った。

 3/4馬身差の2着には内から鋭く伸びたステラヴェローチェ、1馬身半差の3着には1番人気を集めたレッドベルオーブが入った。

 鞍上の川田は「新馬前から素質を感じていた馬だったので結果を出すことができて何よりうれしい。性格が難しい馬なので気分を害さないように、気持ちよく走れる競馬をイメージしていた。とてもリズム良く、よく我慢してくれて良い内容で走ってくれていたと思います」とレースを振り返った。

 レコード勝ちを収めた若駒については「そもそもの能力値が高い馬。ポテンシャルの高さは間違いない」と評し、「良い内容で自分の能力を出し切る競馬をするのが一番大事なところになってくると思うので、無事にまた来年いいリズムで競馬ができればと思います」と来春を見据えた。

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