【ドバイシーマC】クロノジェネシス 最終追いで11秒7 北村友「有馬の前より良い」

2021年3月16日 05:30

<ドバイシーマC>北村友を背にCWコース併せ馬で追い切るクロノジェネシス(左)

 27日のドバイ国際競走(メイダン競馬場)に遠征する日本馬の最終追い切りが15日に行われた。

 ドバイシーマC(芝2410メートル)に出走するクロノジェネシス(牝5=斉藤崇)は開門直後に角馬場へ入場。入念に体をほぐしてから主戦・北村友が騎乗してCWコースへ向かった。先導役のステラリア(3歳1勝クラス)を約2馬身追走する形でスタート。直線は内から首先着し、6F83秒5~1F11秒7を刻んだ。北村友は「有馬記念の前の追い切りよりも落ち着きがあったし、反応が良かった。いい状態でドバイへ行けると思います」と本番を見据えた。

 同レースに出走するラヴズオンリーユー(牝5=矢作)も角馬場でウオーミングアップを済ませた後、坂路へ入場した。前半の2Fを15秒7→14秒7と折り合いを確かめながら軽快なステップを踏んだ。直線でギアを上げると力強くチップを蹴り上げ、4F56秒9~1F12秒7をマークして順調な仕上がりを見せた。岡助手は「走りに力みがなく、いい雰囲気。動き、内容とも良かったと思います」と笑顔を見せた。

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2021年3月16日のニュース