【中京11R・平安S】道悪を味方にオーヴェルニュ圧勝で重賞2勝目!

2021年5月22日 16:50

<中京11R・平安S>直線で2着に6馬身差をつけレコード勝ちするオーヴェルニュ(右)(撮影・亀井 直樹)

 力の違いを見せつけた。22日の中京11R・平安S(G3、ダート1900メートル)は2番人気のオーヴェルニュ(牡5=西村、父スマートファルコン)が好位から楽々と抜け出し、1月の東海Sに続く重賞2勝目を手にした。2着は6馬身差で1番人気のアメリカンシード。3着は3番人気のマルシュロレーヌ。勝ち時計の1分54秒7は、従来の記録を1秒2上回るレコード。これで中京では3戦3勝。また、道悪(やや重~不良)のダートでは9戦5勝となった。

 福永は「強かったですね」と第一声。「事前に(調教師と)打ち合わせしたイメージ通り。逃げた馬(アメリカンシード)は力があるので、追走していても安心感があった。いい時に乗せてもらった」と安どの笑み。このレースの過去2年の勝ち馬(19年チュウワウィザード、20年オメガパフューム)はいずれも次走で帝王賞に参戦。西村師は「これで帝王賞(6月30日、大井)も考えなければならなくなった。(秋は)チャンピオンズCに向けてどこを叩くかになる」と見通しを語った。

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