サトノレイナス 放牧先で右トモ骨折、秋華賞断念 桜花賞2着、ダービー5着

2021年9月12日 05:30

今年の日本ダービーに挑戦し5着だったサトノレイナス

 今年の桜花賞2着馬サトノレイナス(牝3=国枝、父ディープインパクト)が、放牧先で右トモを骨折していたことが11日に分かった。全治は不明で、今後は北海道安平町のノーザンファーム早来で休養に入る。

 同馬は桜花賞後にオークスではなく、ダービーに出走。2番人気に推され、07年ウオッカ以来の牝馬制覇を目指したが5着に敗れた。その後は放牧に出され、英気を養っていた。牝馬3冠のラストレース秋華賞(10月17日、阪神)で復帰し、悲願のG1制覇を目指していたが、断念せざるをえなくなった。

 国枝師は「8月下旬に牧場でアクシデントがあって、右トモのつなぎの遠位端の部分を骨折しました。自分の経験では初めての箇所。北海道の社台ホースクリニックで骨片の除去手術は終わったんだけど、半年くらいはかかるだろうとのこと。今後に関しては馬の様子を見てとしか言えません」と話した。

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