【スプリンターズS】人気サイドではレシステンシア、一発ならジャンダルム
2021年9月28日 05:30 【G1データMAX】過去10年を振り返って狙いを絞っていこう。
(1)人気 スプリンターズSといえば、単勝1・1倍の断然人気タイキシャトルを撃破した98年マイネルラヴ(7番人気=単勝37・6倍)や最低16番人気で激走した00年ダイタクヤマト(同257・5倍)など大波乱が印象的だが、最近10年は上位人気馬が堅調。1番人気【5・1・1・3】、2番人気【2・3・0・5】、3番人気【2・2・0・6】。3着は4番人気以下の人気薄が9頭と頑張っているものの、優勝馬に限っていえば、9頭は1~3番人気の上位人気。残る1頭、13番人気Vの14年スノードラゴンは新潟開催だったので例外。
(2)前走 セントウルS組が【5・4・3・46】、キーンランドC組が【2・1・5・34】、安田記念から直行組が【2・1・0・6】。あと優勝馬が出ているのはCBC賞組(今年は例年の中京ではなく小倉施行)が【1・0・0・2】。優勝馬に限れば、この4レースに絞られる。着順は1着が【5・2・4・24】、2着【2・2・1・16】、3着【1・1・1・11】、4着【1・2・1・7】。優勝馬9頭は「前走1~4着」。例外は再び14年スノードラゴン(キーンランドC8着)。
となると4月香港のチェアマンズスプリントプライズ6着以来のダノンスマッシュは買いづらい。
(3)世代 3歳【0・1・1・13】(勝率0%)、4歳【4・3・5・17】(同13・8%)、5歳【3・5・2・39】(同6・1%)、6歳【3・0・1・2・7】(同9・7%)、7歳【0・1・1・23】(同0%)。3歳の不振と4歳優位が見て取れる。
(4)結論 人気サイドでは4歳レシステンシア(セントウルS1着)。一発なら6歳ジャンダルム(同4着)。3着には人気薄が来る傾向があるので、3連単購入の際にはキーンランドC2着エイティーンガール、セントウルS3着クリノガウディーを3着欄に押さえたい。(データ班)