【ドバイターフ】英国馬ロードノース同着Vで連覇 デットーリ「これ以上、求めるものはない」
2022年3月27日 13:32 1800メートルを走り抜いた先に劇的な結末が待っていた。道中、中団で脚をためた英国馬ロードノース(セン6=ゴスデン、父ドバウィ)が直線、逃げ粘るパンサラッサに迫り、最後は外から伸びてきたヴァンドギャルドと同時にゴール。写真判定の末、パンサラッサと同着で昨年に続く連覇となった。
同着Vはパオリニとライトアプローチによる04年(当時はレース名がドバイデューティーフリー)以来2回目。デットーリは「去年勝ってから休養期間が長かったけど、このレベルのパフォーマンスを取り戻してくれた。全てを出してくれて、これ以上、求めるものはない」と相棒を絶賛した。
昨年はノドの感染症で休養を強いられ、今年2戦目でドバイにやって来た。ゴスデン師は「休み明けを1回使って完璧な準備ができた」と勝因を挙げる。今後は英国ロイヤルアスコット開催のプリンスオブウェールズS(6月15日、アスコット芝1990メートル)を目標に掲げている。