【浦和・プラチナC】ティーズダンク 5度目の重賞制覇!和田「王道の勝ち方ができた」

2022年7月21日 05:00

直線手前で先頭に立って押し切ったティーズダンク

 「第5回プラチナカップ」が20日、浦和競馬場で行われた。単勝1・7倍の圧倒的支持を受けたティーズダンクが直線先頭から押し切って優勝、5つ目の重賞タイトルを手にした。同馬には「第33回テレ玉杯オーバルスプリント」(Jpn3、9月21日、浦和)への優先出走権が与えられた。

 力の違いを見せつけた一戦だった。好スタートを切るとプレシャスエース、ベストマッチョのハナ争いを見ながらの3番手をキープ。しっかり脚をためて仕掛けて行ったのが3コーナー。「最初鈍かったが、一発叩いたらきっちり反応してくれた」(和田)とスピードに乗って捲っていった。4コーナーでベストの外に馬体を併せると、直線を向いたところでは一気に突き放した。最後まで余裕十分、ワールドリングの強襲を1馬身半抑えてゴールした。

 「今日は積極的に乗ろうと思っていた。王道の勝ち方ができたし、次は中央馬を負かしたい」と和田は笑顔でレースを振り返った。次走は権利を獲った中央交流重賞へ。水野師も和田と声をそろえるように「昨年は2着。今年は巻き返したい」と打倒JRA勢を誓っていた。

 ▼2着ワールドリング(張田昂)悔しい。具合は良かった。半信半疑だったが期待に応えてくれた。

 ▼3着フィールドセンス(本橋)これからもやれそう。1400メートルがベストかもしれない。


 ◆ティーズダンク 父スマートファルコン 母ビフォーダーク(母の父キングカメハメハ) 牡5歳 浦和・水野貴史厩舎 馬主・立山伸二氏 生産者・北海道日高町の原田牧場 戦績31戦10勝(南関東20戦7勝) 総獲得賞金1億7879万円。

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